切羽詰まって八つ当たり

どうもよく分からない。ここ何年かの「ワークライフバランス」というのがあるし、その前は「家庭と仕事の両立」などとも言われていた。家庭と仕事っていうと、まだまだ女の領分って感じがあり、それじゃあいかんという姿勢を示さないと国際的に恥ずかしいので、男にも広げたのがワークライフバランスとかいう言い方のように感じられる。人によって違うなって感じる点に、まずは形式を整えないと中身がついてこないと考える人と、形式よりも中身であると考える人の違いがある。皆が皆そうそう極端でもあるまいが、二分類すればだ。私のようにキチンとしてない者は、形式だけ示されることが苦手なのである。アテもなく枠もなく、どこに何があるか知らないけど、まあとりあえず歩いてみますか、やってみますかのタイプなんだろう。そういう荒野しか見えない者に、はいこれ、と何か渡されても、ここじゃあ使えないし・・・みたいになってしまう。さすがにこの歳になってそんなバカを言っているのがバカなのは自覚するからまあ例えではあるが。つまりどうも、形式整えることで充実感を得るなんてことはないだろうと思われる。だから法律を作るとか、決まり事を決めるとか、規律を作るとか、できない。ああ、こうして並べると、といっても同じ事の羅列か、教育もできないし、親も務まらないじゃないか。目をそむけることにしよう。

なんてことを考えていたのではなくて、家庭と仕事の両立である。これはどういう意味だろうか。仕事の真っ最中に「家庭がありますから」と引き揚げるわけにはいくまい。家庭の真っ最中に仕事があるからと出て行くことは、どうだろうか。前者をやっていかれる人というのは、相当に恵まれた状況で仕事ができるということだろう。代替要員がいるとか、下請けにツケを回すとか、迷惑かけても他で補えるくらいの特別な魅力を備えているとか。後者は、しなければならないわけだ。ここで家庭が崩壊する場合もあるわけだが、じゃあどっちを取るかだ。家庭があることで飯が食えれば家庭を取ればいいし、家庭があっても飯食えなければそっちを取りようがないように思うが、どうなんだろう。家庭というからには子どもがいるのがここでは前提ということにしておく。夫婦とペットの場合は、ちょっと私には分からない。学校に行く機会が多いが「お母さんが夜いないから」という言い方には、どこか、それが子どもにとっていかんという意味合いが貼り付いているように感じる。夜の外仕事をするには在宅できないのである。だからどうしたらいいんだろうか。つまりワークライフバランスとかいう所に税金使うのと、そういう困った状況をどうするかの順位なんだけど、私だったらこっちにしたい。男の育休取得推進なんかも不思議である。天空の世界で見本を示せば下界もそうなるという発想があるんだろうな。庶民はお上の習慣を取り入れるという傾向はどこでもあるから、その延長か。ソレとコレ、違うと思うけど。
by kienlen | 2010-09-23 12:38 | 仕事関係 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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