また中学生の来日

昨夜も夫の店にいた。友人と、いつものタイ人と。店は暇で従業員も経営者も一緒にご飯を食べている状況のところに4人の来客があった。ちょっと知っている男性とそのタイ人の妻と2人の子ども。細くて静かな感じの男の子を紹介して「今日、着いたばかり。成田に迎えに行って富士山見せたりドライブしてきて今着いた」と言う。そして、夫に、私がいつこの店に来るかを聞きに来店したということで、当人の私がいるので「ああ、良かった」と言っていた。つまり、その男の子は日本の中学1年に編入するのである。来日に先立って教育委員会に相談に行くと「その学校なら××さんがいるから××さんに相談して下さい」と私の名を告げられたというのである。「えー、アタシは相談に乗るような立場でもないし、教師でもないし、その学校にいるわけじゃなくてたまに行くだけだし、教育委員会がそんな事言うって変。相談に乗るのは教育委員会と学校の役目でしょう」と言うと先方も「僕もおかしいと思ったんですよね、いきなり名前出すし。僕、たまたま知っている人だからいいけど」と言う。まあ、相談というか、どっちにしても自分の知っている事を話す分には有意義だろうと思ってしばらく話していた。

ちょうどその学校には同じく中学1年で来て今3年で高校受験を控えているタイ人の男の子がいるし、来年か再来年には、小学校で来日してその中学に上がってくるタイ人もいるし、外国人の多い中学なのである。日本語教育専門の先生もいるから安心ですよ、と言った。とはいえ、前途多難な言語環境を思うとため息はつきたくなる。まあ、がんばるしかないですよね、と言う。お父さんがいい人なのは救い、というか何よりだ。お母さんが専業主婦で家にいるというし、家庭環境としては悪くないように思う。どうしても適応が難しかったら故郷に帰ることもできる、妹夫婦が面倒みてくれる、と言う。それはそれでいいんじゃないかと思う。お父さんは「それが甘いって言われると」などと言うが、私のように「こうするからにはこれしかない」という考えが極端に不足している者にとっては、甘い、なんて考えはない。逃げ道は多い方がいいと思う自分はホントに甘い。だってどっちがいいかなんて誰も分からないんである。当人が望んで来たというし、ひらがな、カタカナは勉強してきたという。いいじゃないですか。ま、楽しくやりましょう、というところだ。やり取りを聞いていた友人は、このお父さんがタイ人だと思ったらしい。日本語話すのに助詞抜きという、外国人と接している人にありがちな話し方をしていたから。そっちは直した方が子どものためにもいいかもね。
by kienlen | 2010-08-22 09:07 | タイ人・外国人 | Comments(0)

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