食べるラー油の発想はナムプリックに似ている

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連日遠出だった先週。ランチをどうするかがひとつの楽しみだった。私は直売所が大好きなので併設の食堂に寄ることは多い。でも地場物の食材というと蕎麦などのお決まりが多いのは難点で、そういうのを食べたくない時はどうしようかなあということになる。写真の日は直売所の2階にもうひとつレストランがあって、そっちに行ってみた。洋食のメニューが並んでいる中に特別らしい七夕ランチというのがあった。洋食よりは和食の方が好きなのでこれを注文。全国的にも知られた観光地の名前をそのまま名前にしたレストラン。でもなんか半端。空っぽの冷蔵庫が店内に出ていたり、従業員が極度に少なかったり。観光シーズンが本格化する前だから、とも言えるだろうけど、それにしてもなあ、と思って経営主体を見たら、××公社となっていたから、何となく納得。それでも観光地だからシーズンに人が入るとやっていけるのかなあ。それはともかく、このセットに食べるラー油がついていた。大変なブームになっているのは聞いていた。「豆腐にかけてどうぞ」と言われた。自家製だそうだ。この取り合わせからすると、辛いものがあるのはありがたいが、あんまり辛そうに見えない。味を見たらぼやけた感じ。甘みの方を強く感じてしまう。どうも「最近人気だから食べるラー油を売ろう」ということになって、直売所とレストランで販売している、程度しか訴えるものを感じない。単に私の感想だけど。

これが流行となると飛びつく人が多いのは日本の特徴にも感じるが、まあ、メディアを通じてしか知らないから本当にどれくらいが飛びついているか知らない。でもあちこちで自家製を販売しているのを見る。で、私は食べるラー油と聞いた時に思ったことは「ナムプリックと似ている」ということだった。タイ料理の典型的なおかずで、ご飯につけたり野菜につけたりする他、調味料として使う種類もある。とにかくものすごくたくさんの種類があって、一口で説明するのは難しいが、いろんな素材をたたいて混ぜてペースト状にしたもの、と言うのがいいかな。例えば焼いたアジの身をほぐして香草と一緒にたたいてなめらかにしたもの。ひき肉を使ったもの。発酵調味料の味を前面に出した物。地域や家庭によって多種多彩。必ず入るのは唐辛子で、ナムプリックという名前も直訳すると「唐辛子の水」ということになる。よく「唐辛子味噌」とか紹介されているけど、ナムプリックという言い方でもっと知られてもいいように思う。食べるラー油のように油中心じゃないし、簡単に手作りできてヘルシーだし、美味しいし。タイだと手作り品をこうして路上に並べて売っている人がいたり市場にもたくさん並んでいる。
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こういうのは市場で買う方が美味しくて、私もバンコク滞在中の夕食の1回は市場からナムプリックと、日本では食べられない野菜をたくさん買ってきてホテルで食べた。その時はタマリンドという木の実のナムプリックにしてみた。スーパーに行くと容器に入ったのが並んでいて、今のお気に入りは「地獄のナムプリック」というの。名前の通り、ものすごく辛い。これをちょっとご飯に乗せたり、炒め物にちょっと入れるのも夏の食欲増進にきく。やっぱりタイ料理が好きなんである。
by kienlen | 2010-08-15 16:01 | タイの事と料理 | Comments(0)

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