「キャタピラ」

映画を見るなんて!こんな時に!今日は外仕事だった。外仕事をしていると在宅仕事ができない。ひとりだとどうしようもない。終わって在宅仕事のために急いで家に戻り着く寸前に電話があって突如打ち合わせになった。家に戻っていると後日、という気分だが、出たついでだとご縁を感じるので直行。と、そこに友人から「キャタピラの特別試写会のチケットが宙に浮いちゃったのがあるから行かないか」という電話。もうこうなったらこれもご縁だ。寺島しのぶと若松監督が来るそうだ。私はそういうのはあまりどっちでもいいのだが、とにかくご縁の導きと感じた方面に舵を切ってしまう。時間的にはあまり余裕がない。打ち合わせは早々に「映画に行きますので」と切り上げて映画館へ。いつもだと数人いればいい方なのに1階席が満席で2階席へ。2階があったなんて初めて知った。これを見たかったのは若松監督の連合赤軍が凄すぎて、ここまで描くということに感じ入ったから。

そしてやっぱり凄かった。人間って何というところが。3つの生理的欲求を突き詰めたというか、そういう点の方が戦争というテーマよりも自分には強烈だった。それと役者の演技力がなかったらどうにもならないんじゃないかという事は感じた。いや、凄かった。1度見る価値はあると思った。2度見たいとは思わないが。ついでにちょっと夫の店に寄るとそこにも何人か知った顔。友達に、連れをイタリア人だと紹介されて冗談かと思ったら本物だった。今日の仕事先にいた人もそうだったが、日本人かナニ人か分からない容姿の人が多くて下手に外国人だと思えなくなっている。だから濃い目の日本人と思っていた。夫は「裁判を傍聴した人がお客さんとして店に来た」と言う。そういえば傍聴人は少なかったが、若い男性がひとりで来ているのを覚えている。法律学部の学生さんかと思ったのだった。裁判の様子があまりにひどくてかわいそうがって来たということだそうだ。直接会えなかったのが残念。やはりあれを見るとそう感じるよなと思った。しかしそれでわざわざ店に来てくれるというのも面白いことだ。いつもカウンターに陣取っているタイ人からいつものようにビールを勧められたが車だったので飲まずに済んだ。
Commented by tate at 2010-08-12 10:38 x
私は8月始めの試写会に行きました。
凄かった。一緒に行った友達は「もう少し色っぽいかと思った」という感想。確かに。「欲」が強くて、そういう情緒的な感じはなかったですね。『誰のために』のほうが好みでした。明日は『クロッシング』観ようと思っています。
Commented by kienlen at 2010-08-12 18:14
私も、好きか嫌いかと聞かれて好きと答える自信まではないのですが、あの半端じゃない凄さを尊敬してしまいます。色っぽいとかいう次元を超えつつもあくまで俗っぽいというか、もの凄いくせに引けたところの加減とか、そうか、やっぱ好きかも。次の作品も見たいなと思ってしまいます。「クロッシング」と「息もできない」を見たいけどもう時間がない!
Commented by tate at 2010-08-13 16:35 x
クロッシング観てきました。
「キャタピラ」も「誰がために」も65年前の話ですが、これは「今」の話で、今この瞬間にもと思うと苦しくなる映画でした。多分現実はもっと厳しく残酷なのだと思うけど、映画でもかなり厳しかった・・・。でも、お薦めです。15日まで上映してます。
Commented by kienlen at 2010-08-13 20:57
今日行けなかった。明日行きます。
by kienlen | 2010-08-11 23:40 | 映画類 | Comments(4)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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