海の沈黙

1日限りの上映ということで、仕事は全くはかどらず自己嫌悪の中を映画に行った。とても良かった。1941年のフランスが舞台、といってもひとりの老人と、その姪だという若い女性の2人暮らしの家での場面がほとんどすべて。ここにナチスの軍人が居候。毎日しゃべりまくる軍人と無言の2人。芸術と文化と人間の孤独感とがひたひたと伝わり、このままで終わるのかな、どういう展開になるのかと思っていると、突然に場面が動き出す。モノクロームの美しい映像。ことごとく詩的なセリフ。忘れかけていた感情を刺激されるような言葉の連続だった。素晴らしかった。映画を見た後で夫の店に寄りビールを相当量飲んだ。ワールドカップの韓国-ギリシャ戦の最中だった。映画の気分が冷めてしまったが、これはこれで面白かった。
Commented by tate at 2010-06-13 11:31 x
私も昼間の部に娘と行きました。難解かなと危惧していましたが、そんなことはなくよかったです。無言の伯父の知的な感じがよかったな。
Commented by kienlen at 2010-06-13 21:59
良かったですよねえ。仕事しなくちゃいけないし迷ったけど行って良かったです。フランス語が分かるといいのになあと思った。
by kienlen | 2010-06-12 23:18 | 映画類 | Comments(2)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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