リラックスしつつ充実感あった日
2010年 06月 11日
なんとなくリラックスした日。午前中はタイ人の子の日本語指導へ。中学3年という年齢だから理屈が分かるし性格は素直でいかにもタイの田舎の女の子でかわいらしく、楽しいと笑うし、きちんと勉強するしでストレスがない。透けて見える家庭環境も良好そうだし、こんなに楽なのも珍しいなって感じ。それに今までは週に1時間なんていうとんでもない短時間でまとまったことができなかったけど、今回は1回に2時間できるのでテキストに沿って教えることができるのもいい。その後で友人とランチして振り込みやらの用事を済ませ、夕方は講演会に行った。地元の企業のメセナ活動で行ってる連続講演会。これはひじょうにいい話が聞けるので、できる限り参加している。今年の統一テーマは「変革とその後の世界史」というもので、月に1度のペース。バイトがあって5月は諦めてしまったが今日は休んでこっちを優先。価値があった。
今日のは「20世紀中国-変革と連続」というタイトル。講義は東大の川島真准教授。ひじょうに面白かった。充実の90分だった。20世紀の中国の重要な局面を変化という観点から解説。歴史学って面白そうだなあとは日ごろから感じているが、そういう歴史学に関する説明も導入部分であり、最新の情報を入れた大変にスリリングな内容だった。最後は、これからの中国ということだったが、グローバル化の中では、情報も金融も一元管理できる国家の方が、手続きだけで煩雑になって後手にまわってしまう民主主義国家よりも対応が迅速で、強くなるのではないかということ、つまり民主主義の問題が露呈してきているというような話には考えさせられた。「宣伝と動員」の徹底による国家作りがどういうものか、というのも、大変に分かりやすい話から朧気ながら感じることができた。来月は「明治維新と東アジア世界」。すごく面白そう。絶対に行こう。
今日のは「20世紀中国-変革と連続」というタイトル。講義は東大の川島真准教授。ひじょうに面白かった。充実の90分だった。20世紀の中国の重要な局面を変化という観点から解説。歴史学って面白そうだなあとは日ごろから感じているが、そういう歴史学に関する説明も導入部分であり、最新の情報を入れた大変にスリリングな内容だった。最後は、これからの中国ということだったが、グローバル化の中では、情報も金融も一元管理できる国家の方が、手続きだけで煩雑になって後手にまわってしまう民主主義国家よりも対応が迅速で、強くなるのではないかということ、つまり民主主義の問題が露呈してきているというような話には考えさせられた。「宣伝と動員」の徹底による国家作りがどういうものか、というのも、大変に分かりやすい話から朧気ながら感じることができた。来月は「明治維新と東アジア世界」。すごく面白そう。絶対に行こう。
by kienlen
| 2010-06-11 22:53
| 出来事
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