タイ人気質って

昨日は急遽遠出になって予定を変更した。待ち時間の多い仕事だから読書がはかどる。そもそもが、読書がしたくて受けるような仕事でもある。家でごろごろと読んでいると怠惰な気分になるが、仕事の待ち時間だと思うと充実感を得られる。ああ、この貧乏性は典型的な日本人か…などと思いながら、読みかけのを終えてから、やっぱり読みかけの別の本で、タイ関係の本の復刻版を読んでいた。ウチの場合は夫がタイ人である。子どもも半分タイ人である。中国系ではないタイ人である。こういう話はよく友人ともするのだが、どこの国の人であれ民族であれいろいろな人がいて一概に乱暴にナニ人はどうである、と決めつけるのは失礼だろう、でもやっぱり何かあるよね、ということになる。その「何か」が何か、である。夫は典型的なタイ人かどうか、分からない。煙草も酒もやらない、妻が何人もいない、という点だけをもって「えー、それだけでラッキー」とタイ人に言われてきたが、それだけで、ああラッキーですかと、喜ぶ気分にもなれず。

それで、読んでいた本でなるほどと思ったのが剛と柔の柔の部分である。私が日ごろから、夫に対して感じるのは、一体自分というものがあるのか、ということである。ひたすら人の言いなりである。自分はこうである、とか、何かに対処できない時に根拠や理由を述べて説明することがほとんど全くない。で、自分を抑えて我慢しているのかと思うと、そうも見えない。波の上を漂う木の葉みたいな感じ。そういえば、今は会話もないのでこういう機会もなくなったが、以前は何か聞くと返事は決まって「レーオテー」であった。そういえば日本語にはしにくいな。お任せというか、キミ次第というか。それが徹底しているのが見事である。子育てだってとてもポリシーがあるように見えない。子どもの言いなり。こんなんでいいのかと思うが、あまりに徹底しているのであっぱれと思うし、その超柔軟さが逆からすると固いのである。これって表裏なのかな。ということを突然改めて振り返っていた。
by kienlen | 2010-06-08 09:32 | タイ人・外国人 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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