家族問題は常に難問

今日は仕事しなくちゃ、と思って、なかなか手につかずに、いっそ遊びに行っちゃう方がいいのか、あるいはここを乗り切るべきかと思案しているところに玄関のドアが開いた。家族以外で勝手に開ける人はいないが家族は外出中。父だった。母の具合を問うと「熱があるっていってる。36.7度ある」と言う。「それって平熱じゃないの」「寒い寒いって言ってる」「もともと冷え性で昔からそう言ってたよね」「そういえばそうだな」「病院は?」「医者と話すのが嫌だって言って薬だけもらって飲んでる」「何の薬?」「分からない」「何のためか分からない薬を飲むって怖くないの」「眠り薬かもしれない」…というわけで、何だかな、って感じ。日ごろからコミュニケーションが取れてない関係の中で、これからどうしたらいいかは巨大な課題だ。

お風呂に入らない、と言うのが気になっていたが、それを友達に話したら、鬱病の症状じゃないかということだった。そういうことも父に伝えるのだが、彼がどこまで何を考えているのかが、これまた分かりにくいのである。とにかく母が私を好いてないことは確かなのである。私としてはそんな感情論はどーでもいいのだが、相手は年寄りである。少なくも普通に話せる関係であれば様子を見ることができるのに、どうも本音が分からない。時々私は自分がとんでもなく自分勝手でとんでもなく冷血人間なんだろうかと思う時がある。心底思っているわけではないが、率直に物事を伝えないとまっすぐ物事は見えないと思うから、率直であろうとすることが伝わらない場面があまりに多いからだ。親との関係がそうであったらどうしたらいいんだろうか。解決策で一番実現可能性が高いのは、核心に触れることを一切言わないことである。多分そうしたら表面上はうまく行くかもしれない。でも、それって本当にうまくいっているってことなんだろうか。ま、こんなことを考えている限りは駄目なんである。時間がどの程度残されているのか、と思うと不安になるが。
by kienlen | 2010-06-05 14:59 | 家族と子供の話題 | Comments(0)

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