年を重ねても見えないものは見えない

ちょっとこれはマズイかもという状況になっている。疲弊して家に戻り、娘に「なんかこう、魂が抜かれるような疲労感なんだよね」と言うと「だから言ったでしょ、子供相手は大変なんだよ」と言う。「自分だって子供のくせに何で分かるの」と聞くと「そんなの見てれば分かる」と言うのである。つまり、ここまで長年の間分からなかった自分は一体何なんだ、バカなんだ、ということである。まあ、おかげで教育者になろうなんて夢破れたというか、子供相手が向いてないことが完全に分かった。教えるのが楽しいなんて、あくまで学ぼうとする側が意欲的で、その場に創造性が生まれる時であり、そうじゃない場合はもうひたすらマイナスのエネルギーに満ちることになるわけだ。こんな当然のことをこの年で初めて知った自分はおかしい。絶対におかしい!はあ、ここで力んでいる場合ではないのであった。

常々人より10年は遅れていると思っていたが、今回も思った。この遅れの原因は何なんだろう。まず一般常識を知らないことである。それから、人を見ても自分が基準なので基本的には自分は世界標準だと思っていて、自分みたいな人を基準に物事を見て考えるので、スタートから間違っている。しかも子供を子供扱いできないときている。つくずくウチの子達はよく、とりあえずここまで育ったもんだと思う。いや、育ってないのかもしれない。それさえ分からなくなっている。とりあえず息子からは何の連絡もなく、電話があると何かしでかしたかという心配が胸をよぎるのは同じだが、とりあえず目の前にいないので平和。娘はそんなわけで私よりも大人かもしれない。それってマズイかなと思っても、まあ、しょうがない。現実を見る能力が著しく欠如している親である。今さら気付いてごめんなさい。
by kienlen | 2010-05-28 23:39 | 仕事関係 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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