果てしない子育て

飛び飛び日誌。週末は上京して息子の関係の用件を片付けた。ほっとした。何しろ大変な思いをして借りたアパートを1か月ちょっとで引っ越すことになり、バタバタと余計な負担がかかっていた。しかしそんなことよりも、これを逃すなんてあり得ないというオファーを取ることにして引っ越しを決断したわけだった。素晴らしい環境のアパートになり、この際一家で引っ越したいくらいなもんであるが、いくらなんでも狭いアパートで息子と同居はできない。とにかくやっと離れられたんだし。今回は娘を連れて行った。いつも平日に移動しているのでバスも空いているけど週末はさすがに混む。帰りの便は深夜になってしまった。それと今回は1泊した。友人にも会った。子どもがいないその友人が「西原理恵子の漫画を読んでいると××さんを思い出す。言っていることがそっくり」と言うのにびっくりした。西原理恵子はファンが多いみたいで友人にも大ファンがいる。私は、多分借りて読んだことがあるけど、なんか特に新鮮さとか刺激とかショックを受けるような感じがなくて、なんでそんなに人気があるのかな、と思っていた。あえて表現するようなことなのかがよく分からなかったように思う。つまりそれは普遍的で多くの共感を得るという意味なんだろうけど。

それにしても子どものいない友人が西原の親子物語をたくさん読んでいるって面白いなと思って借りてみた。××さんが興味ありそうな、という気遣いでもって数冊選んで貸してくれたのを息子のアパートで読んだ。友人は、10年近くぶりで見た娘を見たとたんに「お宅に遊びに行った時、この子が3歳くらいなのにひとりでお風呂に入っていたのが衝撃だった」と言った。すると娘が「ママは一緒にお風呂に入ってもくれないし髪の洗い方も教えてくれないから自分でやったんだよ」とブスッと言った。今までも何度か責められたことがあるが、こうして証人がいる前だと、何かの間違いでしょうと誤魔化せないし、曖昧な記憶が固定化されてしまうのには参ったなと思ったがしょうがない。うなだれて黙っていた。私自身が母と風呂に入ったなんて記憶がないのである。それを言うと「じゃ、ひとりで入ったの?」と聞かれたから「いえ昔の田舎のお風呂は危険でひとりじゃ入れないからおじいちゃんと」と答えた。これは事実…だと思う。息子はこういう面倒なことを言ってくることはないが、なるほど娘ってこうなのか。私も娘だったが、そんなことを言ったんだろうか。あ、言えなくてたまっていたから、言えるだけマシか。出先でボロが出たような格好になった旅だったと思っていたら、借りた漫画に西原さんの娘さんが3歳くらいでひとりで風呂に入るシーンが出てきてドキッとした。
Commented by jun at 2010-05-18 04:44 x
「果てしない」を逆から読むと「いなしては?」となりました。
悪乗りして、近作回文川柳を一つ。

「米無いが 抑止は敷くよ 害ないべ」
べいないが よくしはしくよ がいないべ

子育てというのは、娘には厳しく、息子には甘やかすものなのでしょうか。逆な気もしますが、そのつもりはなくても結果的には上のようになり、我が家は息子に手を焼いています。親から見てですが。ダンナ(私)も大きな子どものようで手を焼かれている気もしますが。
アパートは思わぬ展開ですね。そんな良い環境ならいいですね。
例のNさんは沖縄に移住したいと言っていましたので、私も一緒に下見に行こうかと思っています。
また、私は今はドクターハウス」と一緒に2年程前の「受験の神様」を見ていて面白いです。最近話題の成海璃子が主演です。受験に煽られないように見ているのですが、スキルやノウハウ開発は凄いです。でも人生は小さい頃に一人でいたお砂場や一人で入るお風呂から一人で学ぶ様にも思います。そんなことを口にすると「勝手に解釈するな!」と、カミサンから叱られる。カミサンは息子から「ウザイ」と怒られる不満の連鎖がこちらに。
長くなりすみません。
Commented by kienlen at 2010-05-18 07:52
息子に手を焼く→娘に手が回らない→娘ますます自立→ますます娘に手薄→それに乗じて息子ますます手を焼かせる→長じて娘からの復習。こんな感じでしょうか。あーあー、果てしない~、という歌が浮かんできました。ここに「息子と夫に手を焼く」のおまけ付きも多いようで、当方はそれがないだけマシか。夫からすると逆っぽいです。沖縄に移住してくれたら遊びに行きたいのでNさんに移住をお勧め下さい。手に職のある人は移住できていいなあ。
Commented by クリス at 2010-05-18 08:56 x
どうも、手に職はなくとも移住ばかりのクリスです。

あたしもどうして西原さんがこんなに人気があるのか分からないですね。読んでいてとても「痛い」。思い通りにならない子供が世の中に向かって一生懸命悪態ついてる感じ。それはそれで漫画としては面白いかとは思うのですが逆にどうしてこんなに多くの人が「共感」を覚えるのか分からない。特殊な立場で特殊な環境にいる人がやりたい放題やって言いたい放題言ってるだけで、一般の人がこんな乱暴は子育てやっていたらたちまち孤立するんじゃないかというのがあたしの意見で、ファンの人は「共感するふりをしつつ」やりたくてもやれないことをやっていて、ついでに批判やしっぺ返しも一手に引き受けてくれている西原さんをおもしろがって傍観してるだけなのじゃないかと意地悪な見方をしています。

今日は末っ子の引越後初の部活懇談会です。昨日練習中に怪我をさせられて、幸いたいしたことなかったのですが、学校側の対応が今ひとつで文句の一つも言ってこなければならない立場です。クレームって得意じゃないんだけどなあ~。気が重いです。
Commented by kienlen at 2010-05-18 15:21
鋭い西原人気の分析ですね。同感ですわ。ただどうでしょう、私は漫画で見る限りはあの子育てってそんな特殊と思わないのですが、痛さは伝わってきます。そこがまっとうな人という印象で、それが人気なのかなあ。ちょっと目を通した程度じゃよく分からないけど。怪我と学校の対応、気が重たそう。クリスさんって学校との因縁が深いよね。
by kienlen | 2010-05-17 23:27 | 家族と子供の話題 | Comments(4)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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