仕事の打ち合わせ以上なのか以下なのか

人の性格ってどうしてここまで違うんだ、何がここまでの相違を生むのか、と感じることは年をとるに従って多くなるように思う。それは多分、年を取るということは仕事とか家庭とか環境による影響が増すので、もともと持っていた性格との相乗効果で極端になっていくのではないか、とさえ思うくらい。今日もそういう人と話していた。しょっちゅう話す割にはいつも新鮮であり、今日もそうだった。最近の自分は料理本のメニューについて考えていて「レシピに分量が載っていたってその通りにやるわけないじゃないよね。あんなの参考であって好きに作ればいいんだから」と相づちを求めたのだが、彼女はきょとんとしている。私はさらに「この間、友だちと話していたら、野菜の長さを本の通りに定規で測る人もいるらしいよ、冗談みたいだけど本当らしいよ」ともっと相づちを求めた。すると彼女は「知らない料理は調味料の分量を計る。だから『少々』なんて書かれたら困る」と驚異的な発言をするだけでなく「○○さんという料理家は野菜を均一に柔らかくするために長さを揃えることを提唱しているから、そうしようと思ったこともあるし、まな板にメジャーがついているといいと思うよ」と言うのであった。

しかも、週間メニューみたいなのを決めて貼っておいて、作ったものは印をしていくそうだ。はあ、信じられない。その瞬間の気分を状況がどこまで許すかが第一義である私にとっては、一応少しは事前に考えるにしても、それよりもキッチンに立ってから食材の状況と気分で即決という感じ。いい加減であるとは思うが、仕事しながらだったらたいていはそんなもんかと思っていたが違うんだ。料理本を見るのは好きだが、それって想像力を膨らませるためのものであって、その通りじゃないといけないとは思ってない。で、そういう自分は何か人生の道を決定的に間違えて歩いているような気になる。そのことは、キチンと子育てができないという過程で直面していることなのだが、しかしかといって一体どうしたらいいのか分からない。そしてびっくりすることに、几帳面にみえる友人は友人で、別方向から別種の、でも同じく悩んでいるわけだった。となると、もうしょうがない。このまま突っ走って限界になったらお手挙げするだけ…。反対方向から突っ走ってどこかの地点で両者お手挙げてって、無責任かな。いやいや責任感があるからここまで悩むんだよ、と慰めあったわけではないが、少なくとも黒々と笑い合った。
by kienlen | 2010-04-09 23:31 | 仕事関係 | Comments(0)

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