進路決定の時なのに

2日もあけてしまった。息子の進路が決定しないと手続きもできないし落ち着かない。早くしてくれ、と思っているところに迷う事態が生じてしまった。ここまで全部息子自身の判断に任せてきたからこの期に及んで私の出る幕でもあるまい、と思っていたら「自分で決められないから客観的な意見が欲しい」と言う。だいたいにおいて、迷わなくちゃならない事態にもっていっているのは自分なのだが、まあ、こんな時期も一生に1度であるから気持ちが分からなくもない。家の中にいると日常生活のだらしなさが目について腹立ちが先だって肝心の話に進めないので、いつも行く近所の食堂で話すことにした。外だと少なくとも喧嘩はできないし、途中退出もできないし、美味しい食べ物はあるし、ビールも日本酒も焼酎もあるし、ということで、ご機嫌を壊さない装置は揃っている。息子は豪華な穴子丼を注文した上に「刺身も食べたい」というから、私は刺身定食を注文した。

飲み食いしながら話し合いをしていたら長時間になってしまった。息子が「まだ何か食べたい」とメニューを見て生キャベツを注文した。私は「もっと飲もうかな」と言ったら「やめとけば」と言われた。それでやめとこうと思っていたら店主が日本酒を注ぎに来てくれた。昼に夜にいつもいつも行く店なのでよく知っている。それに店主の息子がウチの息子の少年野球の先輩に当たるという点でも知り合い。「もう一杯飲みたかったけど止められて…ありがたいです」とグラスを出すと、店主が日本酒を注ぎながら「お母さんが小言言わないように飲ましておくからね」と息子に向かって言った。小言のつもりはないが、息子に向かうとどうしても説教じみてしまうことは自覚している。そうさせる理由が山盛りなんだからしょうがない。しかしそういう事をさりげなく言ってくれる店というのもいいなあ。帰り道に「ありそうでなかなかない店だよねえ、美味しいしねえ」と話しながら夜道を帰った。
Commented by jun at 2010-03-15 08:55 x
私にとって謎の食堂の実体が少し分かり、小出しの連ドラのようでいいです。ところで私は今は、ドクター・ハウスにはまっています。
新生活は決まるまでが大変ですね。決まっても大変かもしれませんが。ウチもです。いつも片付かない家事のようなので、開き直って今朝は読書しながら足湯だけ入りついでに風呂掃除をしました。お天気なので気持ちよかった。家事は手のかかる第三の子どもと思われている小心なダンナとしてのゴマすりかもしれませんが。
それにしても、いい店ですね。それに、いい息子さんと私は思います。
昨日は三月で退職し有明に移住される牧師夫妻の教会へ行きました。
ではまた。
Commented by kienlen at 2010-03-15 20:46
junさん、毎度。いやあ、落ち込んでいる時にコメントいただくと、何だかありがたくて泣けますね。私もお風呂で読書大好きです。本読みたくて入ります。いい店が近所にあると便利です。行き過ぎちゃいますが。そちらの牧師ってAさんかな。新生活の若者のためにがんばりましょう、お互い。
by kienlen | 2010-03-13 23:07 | 家族と子供の話題 | Comments(2)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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