技能ビザの更新なるか

昨日は入管へ行った。考えてみるとすぐ近くに入管があって手続きができるということは時代の変化だ。私が家族と共に帰国しようと決めて、夫と、当時日本国籍のなかった息子のビザの件で日本側の書類を頼もうとした時は、親なりに東京まで行ってもらわないとならないということもあって諦めた。午後の遅めの時間に行ったのに数人の人がいた。私の用事はコックさんのビザの更新。当人が行けばいいことなのだが、調理という仕事柄、日本語の必要性がなくほとんどまったくできないため付き添いが必要になる。これまでは日本人の配偶者の人だったのでこういうやっかいなことはしなくて済んでいた。以前にビザを取って呼び寄せた人は早々に行方をくらましてしまったから更新はしたことがない。一応、指示された書類は揃えたつもりだったが、簡単に受理とはならなかった。ひとつには、今回が初めてだから。「初めての時は、どういう店かということが分かりませんからね。他に外国人社員を雇っていればいいんだけど・・・」と言われる。「以前にタイから呼び寄せた時はたくさん書類を提出しているはずですけど・・・、もっともその人すぐにいなくなっちゃって、その件はこちらにお手紙で報告してます」「何年前?」「3年くらいですかね・・・」「それじゃあ、ちょっとだめだな・・・」なんてやり取りがあった。

結局、店の外観内観の写真をできるだけたくさん。保健所の許可証、メニュー、経営者の所得証明なんかを追加提出することになった。まあ、特に難しいものはないが。コックさんは「大丈夫でしょうか」とたいへん心配している。そりゃあ、彼女にしたらビザが取れないと日本にいられないんだから当然。もちろんこっちも困るが、決定権はあちら。パンフレットも提出のこと、と言われていたけど作ってない。そこで名刺を印刷して持参した。法人になってないのはかなり不利なようであった。思いついて「新聞とか雑誌に載ったものがいくつかありますけど」と言うと「そういうの持ってきて」と言われる。このコックさんは仕事が目的で来ているので職務遂行という点ではきちんとしている。ぜひ長くいていただきたい。息子を呼び寄せて日本語学校で学ばせている。家族滞在ビザなので母のビザ次第ということになる。入管に行く間「これが裁判所、これが検察庁」と付近のビルを説明していたら「弟が裁判官なんです」と言う。「若者の」というから日本では「家庭裁判所」ということだろうか。「きょうだいは何人?」と聞いたら「9人」だった。これだけいたら各種職業が並ぶんだろう、いいなあ。しかしこの世代から次がすごい急速な少子化になっている。つい最近もタイと日本を行き来している友人から「お金さえあればタイで老後を過ごすのは何とかなると思っていたけど、少子化で人手がないからそれどころじゃないわよ~」と言っていた。その兆候は私が住んでいた頃からあった。バンコクのやり手の女性は結婚したがらなかったもんな。
by kienlen | 2010-03-03 09:01 | タイ人・外国人 | Comments(0)

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