ああ、この得体の知れない苦しさ

暗く内職をしていた。おかげで本職に手が回らないし気分は沈下して暗いことばかり思い浮かぶ。息子の教育費、娘はどうする、仕事はもうない、夫は日本にいるんだろうか、こんな親子関係で一体どうなる、こんな家族で一体どうなる、老後の孤立でどう生きればいいんだ、それはつまりどう死ぬんだ、ひとりになって生活費がなくなった時にどこに行けばいいんだ、暗い、ああ暗い、ああ暗い。で、とにかくこの内職を明日に持ち越すのはさすがにまずいと思って頑張った。夕食の支度もしたくなかった。すると娘が半泣きになって「お腹すいた」と部屋から出てきた。黙っていてこのまま夕食を忘れてくれればいいが、という考えは甘かった。本当に涙目じゃないか。ゴメンゴメンと言って他人丼を大急ぎで作って、食べている間に味噌汁を作ってごまかした。娘は息子のようにうるさくないので、出したものは食べる。そして「あー、美味しかった」と言う。なんて普通で安心するんだろう。息子のような人を子に持たなければこうして日々は平穏に過ぎるのかと思うと、すごく不思議な気持ちになる。

明日は息子が試験で上京するそうだが、とにかく何もかもが相変わらずなので「もー、あたしは疲れた」と泣きそうになったが全く我関せずである。そしてまた暗く内職して、なんとか終わらせた。外は雪だ。新幹線がストップしたら受験に行けないんだろうな。実家が受験地にある人は便利だな。前泊できるもんな。はあ、どうしてこういうヤツにここまで苦しめられるんだ、なんて人に言うと、もちろん「とんでもない母親だ」と言われるのである。でも一応やることは精一杯であってこれ以上はできないのである。これ以上できる人はどうしたらそうなれるのか分からない。ついついひがみっぽくなる、みっともないな。いかんな。雪は結構積もった。昼間は雹が降った。娘はその中を自転車で走ったそうだ。「痛かった」と言っていた。私は車だった。ボンネットの上を雹が跳ねていた。息子は雪で真っ白になって帰宅した。とにかく内職終えて一段落だ。ほっ。
by kienlen | 2010-02-11 23:47 | 家族と子供の話題 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


by kienlen
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31