冬の動物園

f0104169_8171711.jpg話題の旭山動物園に行って来た。すごい人でびっくりした。何かを待っているらしい列が長く続いているのにいきなり遭遇して、何かと思ったらペンギンの散歩を待っているらしく、私達もその中に入ることにした。さすがに寒い。トラなんか雪の上を滑るように歩いているし、ライオンが雪上で悠然としている姿も絵になる感じだった。その前にペンギンの散歩だ。30分くらい待ったかいがあってかわいかった。解説によると、ペンギンは獲物を採りに何キロも歩く習性があり、それを再現しているわけで見世物として行っているんじゃないということ。なるほど。ペンギンの日常であるから、コンクリートの上を歩かせるわけにもいかず、雪のある冬だけの散歩。遠出して一体何匹の魚を捕るのか知らないが、横ぶれの大きい歩き方を見る限りエネルギー消費量が身体の割に大きいのじゃないかと素人考えには見える。生物の生態に関する知識がないと解説にも単に「ふうん」で終わってしまうのが残念。知らないって閉ざされるってことだな。

白い腹とオレンジの顔の前からの姿の方がかわいいんだけど、顔出しを遠慮して後姿にした。後ろは真っ黒。雪の上で一番目立つ色になっているのはなぜなんだろうか。せっかく前が保護色になっているのに後ろは真っ黒って…。あるいは黒い姿の多い冬の人ごみに紛れ込むための予想保護色にしたのかなあと思えるような光景だった。今日の都市化を予測した色。ゴールデンウイークとかお盆のピーク時には2万人の人手とか。すご~い。適度な規模で町を一望する高台からの景色も良くていろいろな工夫があって、人気の出るのは分からなくもないけど、かといって地元の動物園とそんなに大きく違うとも思えない。札幌からの日帰りコースということで便利ではあった。この後、夜の小樽に行ったので濃い一日だった。
Commented by クリス at 2010-02-05 10:03 x
あたしらが旭川に住んでいる頃はもう廃園寸前でどうしたらいいのかと頭を抱えていたのが旭山動物園でした。
N市のC山S山動物園は行ったことがありますが(全国的に人気のS市動物園は行きませんでしたが)これらとの違いにおいてここの最大の特徴は「行動展示」にありまして、ただ生き物を出しておくというのではなく、どうしたらその動物の活動内容や生態を目に見える形でお客さんに提示できるかを展示の第一目標に掲げておりそれは人気が出る前から取り組まれていたことです。
何度か取材にも伺い、地元の応援団体「どうぶつえんくらぶ」にも所属していました。ペンギンの散歩も描いていらっしゃるように飼育の一環に過ぎず当時は特に園内告知もやってませんでしたからまだ乳幼児だった末っ子がしゃがみ込んで雪をいじっていてふと横を見るとキング・ペンギンが横に立っており、成鳥は1mくらい体高があるので息子より背が高く見下ろされて息子はびびって泣きそうになってました。
Commented by kienlen at 2010-02-06 08:40
クリスさんがあげた2園では飼育担当者の話を聞いたり何度か遊びにも行って、特にN市の園ではどっちかっていうと行動展示の方向なのかなあなんて旭山動物園に行ってみて感じたんですが、もしそうだとしてもルーツは旭山にあって広がっていったものなんでしょうね。私はあんまり大きい動物園よりもこの程度の規模の所が好きです。S市のは人気者のカンガルーが死んでしまってこれからどうするのかなってところですね。子どもが大きくなると行かなくなっちゃいますね。
by kienlen | 2010-02-05 08:51 | | Comments(2)

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