珍しく息子と朝食

娘が起きないのかな、息子はまた遅刻じゃないか、などと考えながら自分も起きずにいて、しばらくしてから今日は祝日だったんだと気付いた。曜日の感覚が相当に薄れているし祝日なんてもっと分からない。で、そのまま寝ていたら「ご飯食べたい」という息子の声。起きてキッチンに行ったらすでに出かける服装になっていた。夏は室内着か外出着か分からない格好をしているが、冬はジャケットがあるので一目瞭然。「出かけんの?」と聞くと「そう」と言う。昨夜のタイスキに白菜を追加して煮直し、タイ風の目玉焼きを作ってみた。あんまり得意じゃないのが情けない。料理は本当に情けない。料理ができたら人生違うだろうな。サバイバルの商売だってしやすいのに…。天は与えない人には与えないんだ。息子が食べている間に、残りのタイスキにご飯を入れて雑炊にして私も食べる。「どこ行くの?」と聞いたら「予備校」と言う。最近彼は東京へ行くことを考えているようであることを、昨夜友人に話したら「予備校が東京の情報ばかり与えるからじゃないか」ということになった。なるほど、と思って聞いてみたら、当人にはその自覚なし。

それから「冬季講習ね、上の方のクラスにしたら難しくてついていけない」というような事を言うのである。上の方のクラスでついていけるわけがないのは普通に考えれば分かるはずなのである。行ってる高校のレベル、これまでの勉強の蓄積、何をとってもミスマッチ。お金払ってこの始末である。「それってつまり基礎も分からないし、応用も分からないし、一体何のために予備校に行ってんの」と聞くと「基礎はやってるよ」と言う。「き、き、基礎って、もうじき1月だよね」「そうだね」。それで、英語のテキスト難しいから見るか、というから一応つきあって受け取った。難しい。質問を変えて「勉強、楽しい?」と聞いてみた。「楽しいよ」と言う。で、「じゃあ、今までもうちょっとやっておけば良かったなって感じない?」と聞いてみた。「別に」である。「すごい現状肯定型。そういうのポジティブシンキングって言うんだよ」「ふうん」。内心はもちろん、ポジティブというよりも、学習しない、懲りない、といった方が当たりなのは分かっているが、それを言っても意味ないからやめ。こっちが疲れる。こういう子は教育産業の格好のお客さんであるが、なんか、たまらないな。ただもう、人から与えられる、あるいは与えられないと責任転嫁をしてしまうという苦しみを自分が味わってきたので、それをしたくないという自分の責任逃れみたいなもの。そのために内需拡大は教育費に偏る。これがなければ別の消費をするんだが。子育ってあくまで複雑であるような、考えようによっては単純でもあるような。
by kienlen | 2009-12-23 11:11 | 家族と子供の話題 | Comments(0)

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