映画の時間待ちの間に

今日はどうしようかな、と朝に考えた。マイケル・ジャクソンの映画の終了が迫っている。このところ映画に行ってないし、見てみるか。時間をチェックすると夕方と夜遅くしかない。この夕方の時間だと、午前の用事1件終えた後に夫の店でお昼を食べて、編み物しながら料理の撮影隊を待ち、それが終わったらまた編み物して映画の時間を待つとちょうどいい、ということになる。予定通りに進んでお昼に行くと、予想外にタイ人がいてビールを勧められた。カウンターに座っているだけで次々と注ぎに来てくれるのだから快適なんてもんじゃない。編み物しながらテレビを見ながら飲んでいたらテレビのコメントのあまりの奇妙さに友人に電話してしまった。何の番組、バラエティっていうんだろうか。見慣れないものを見ると、もう世の中に全然ついていけてない感が深まるばかりである。で、その友達が店に来てしばしお話をする。世の中全然分からない、というお話。編み物ははかどる。

映画の時間までずっと編んで飲んでをしていた。時間になったのですぐ近くの映画館に行ったら、なんと「満席」の看板が出ている。この地方都市の映画館でもこういうことはあるのだ。しかも自分が見る映画と満席が重なるなんてあったためしがない。夜の分をお買い求め下さいということだったので買った。満席になるなんて見る価値あるのかな、と思う心理が一人前に働いて期待が高まってしまう。そんなわけで店で長時間過ごしたわけだが、途中で若い日本人男性が配達に来た。夫はどこかに出ていた。タイ人女性達が「マスターどこ?」とそのお兄ちゃんに聞く。もちろん日本語。だが外来語の発音はタイ人と日本人でビミョーに違う。「ぼ、僕、配達に来ただけで何も分かりません」とたじたじのお兄ちゃん。タイ人はタイ人で、何でそんな答えになるのか分からず同じことを言う。同じことを答えるお兄ちゃん。配達のタイの野菜を見て「これ安いね、まだある?」とタイ人。「ぼ、僕、配達だけだから何も分かりません」とまたお兄ちゃん。「何も分かってないね」とタイ人同士がタイ語に切り替えて笑っている。「私達の日本語分からないのかな」とも言っている。いやいや、そんなことないけどね、お兄ちゃん、通じないって思い込んでるだけ、と内心思いながら、やり取りを面白く見ていた。
by kienlen | 2009-11-25 19:29 | タイ人・外国人 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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