嘉手納基地を眺める展望台

f0104169_1125539.jpg

沖縄では雨の天気予報だったらしいが、なんとかもちこたえて曇の中を見学した。私は旅先で悪天候に見舞われるということがほとんどないものだから、自分の思考の中に天気が入り込まなくなってしまっているが、同行の方々はちゃんと天気予報を見ていた。これはカデナ基地を見る展望台。ちょうど中国人の団体とかち合った。どういうツアーなのか聞いてみたかったが何語で話しかけるべきか、少々習った中国語は忘れたし、英語ってのもなんだかな、ああ、悲しき外国語、なんて逡巡する間もなくサッといなくなってしまった。ここは嘉手納の道の駅で、その屋上を展望台にしている。この建物ができる以前は基地側のちょっとした丘を「安保の見える丘」と呼んで、そこから見ていたそうだ。そっちにも行ってみたが草ぼうぼうだし高度が足りずあんまり見えなかった。

なにしろ基地が広大すぎて写真に納まるわけがない。この日は沖縄の最終日で、タクシーを雇って周った。小さな島なんだなということを実感。ここで地上戦では逃げ場もなにもないことも実感。それを思うだけで胸がつまる。その小さな島で町によっては80%が米軍基地で、全島平均にして約20%が基地。集中している中心部はどこを走っても基地の隣なのだ。タクシーの運転手さんというのはガイドさんの話とも違う生活感があって、私はタイでは極力タクシーで話すようにしているが、この日の運転手は話しかけなくてもしゃべりっぱなしでとっても情報量が多かった。で、この展望台に行く前にこういうことを言った。航空機オタクみたいな人が展望台から基地の飛行機の写真を撮るために集まってきて、そういう人達が「事故があった」とか「どういう戦闘機が配備されているか」などを真っ先に察知するんですよ。なるほどなあ。で、展望台でそれらしき人を探したらいました。小さい子の身長くらいあるかと思われるレンズをテーブルに載せて談笑する男性2人。がんばって下さい、というか何と言うか…。
by kienlen | 2009-11-20 11:49 | | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


by kienlen
プロフィールを見る