たかが名刺ですが

名刺が1枚もなくなってしまった。「あー、名刺切らしてます」が通じるのは、偉い人であって、身元も仕事内容もはっきりしない個人が「切らしてます」で済ませるわけにもいかないことは分っているのだが、注文するのが面倒なのである。ここ10年くらいずっと、1度注文して気に入ったネットの名刺屋さんに注文していて、フォームの指示に沿って入力すればいいので方法自体は簡単。対応も迅速で多分もう10回くらい注文したと思う。毎回同じのを作っていればコストも下がるし注文も楽なのだが、そういうのが嫌いなタチであるのがまず問題。毎回違うデザインを注文する。でもそれには飽きっぽいという以外の理由があって、つまり肩書きをどうするか、で毎回悩むわけだ。うるさいのは何かにつけて好きではないので、シンプルにいきたい。そうやっていたこともある。しかし、こういう底辺の個人にとって名刺というのは大事な広報ツールであることは確か。やっぱ宣伝しなくちゃな、と思って対応可能品目を少し入れた。

すると「アンタ、これやるんだよな」と言って、近隣に位置していて微妙なところの仕事の打診が入ったりする。仕事は断わりたくないし、せっかくお問い合わせいただいた方に「それはできません」と言うのもしのびない。かといって大風呂敷広げて済むようなものではない。それじゃあ、と思って品目名を細かくした。一時は裏面にも入れていた。しかしなあ、うっとうしい。それで一時は3種類作った。仕事内容を入れないやつと本業と副業と。しかしこれはバカバカしかった。本業以外で名刺配るなんてことはないんだし。となると、仕事内容として何を入れ込むか、である。これを考えるのが面倒くさくて1枚もないところまで引っ張ってしまった。これ以上延ばせないので、多少張ったり目の内容も加えて発注。「何ですか、これ」と話のきっかけになるだけでもいいのである。誇大広告で告発されるわけじゃないし、何をしたところで責任は自分にかかってくるだけだ。週末だから迅速対応は期待しなかったが、あっという間に「本日発送します」の返事がきた。月曜日に間に合うかも。素晴らしい対応。こうして町の名刺屋さんに頼む機会はなくなっていく。
by kienlen | 2009-10-31 11:44 | 仕事関係 | Comments(0)

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