タイ人の名前と外来語

タイ人と話している時「コーン サパイ」という音に聞こえる単語の意味が分らなかった。サパイっていう音だと嫁みたいな意味があるけど、その時の話の文脈からすると変。それにコーンというのはモノだしなあ。えー、何、何、分らない、と思ってよくよく聞いたら英語から来た言葉だった。つまりサプライズがタイ語風になるとサパイみたいに聞こえるわけだ。「サプライズなモノ」ということらしい。よく英語圏の人が一番分りにくい日本語は英語からきたカタカナ言葉である、みたいなことを言っているが、英語からきたタイ語というのも分りにくいことが多い。この間はタイ人の子に「きょうだいはいるの」と聞いたら「弟がふたりいる」と言うから年齢と名前を聞いた。こういう場合、日本人相手だったら名前を尋ねるようなことはしないと思うが、タイ人の名前は世相と親の好みを反映していて楽しいので、私はよく聞くことにしている。ああ、名前と言ってもニックネームであるが。

するとひとりは「デーン」だった。デーンは古典的な名前で「赤い」という意味だ。私の知り会いにもいたな、と思って「デーンね」とオウム返ししたら「違う、違う、デーン」と何度も直された。ああ、私の発音が悪いわけね、と思ったが、それにしてもここまで通じないってことはあんまりないぞ。おかしいなあ、と思ってよく聞いたら英語のダンスのタイ語風であることが判明。それだと確かに発音は異なる。なるほど。納得して発音したらOKが出た。しかし、ダンス君ですか…。思ってもみなかった。下の弟は「ディス」だそうだ。もうここまでくると英語からという発想に切り替えた方が良さそう。ディス イズ ア ペンのディスかな。珍しすぎ…。よく聞いたら「ディスク」のタイ語風発音だった。名付け親はお父さんだそうだ。ふたりの名前から、お父さんは遊び人で、CDとかDVDとかで音楽聴きながら踊るのが好きらしいってことが想像できる。日本語は通常、子音で終わらないので英語もそれらしくなる。タイ語だと末子音がいろいろなので、それ風になってしまう。コツをつかむと難しくないが、それ以前に、どっからでも来てくれ、というほどに頭を柔軟にしておくことが大切に感じる。
Commented by クリス at 2009-10-21 10:52 x
子どもに変わった名前をつけたがるのはアジア人の傾向なんですかね?アメリカの白人社会ではあり得ませんが、アフリカ系の一部ではオリジナルな命名をする方もなきにしもあらずです。

ちなみに千葉での社会人サッカー大会が終わり、あたしのチームは初戦敗退でした。会場で久しぶりに昔のチームの連中とも再会を果たしましたが彼らも昨日敗退して来月松本での決勝大会へは出られなくなりました。
今年のサッカーはもう終わりです。あたしもチェリー凱旋が出来なくなって残念です。
Commented by kienlen at 2009-10-21 19:24
あら、それは残念でした。名前に意味があるって発想がアジア的でしょう。クリスってどういう意味?って聞いても無意味ですもんね。じゃ、来年を楽しみに?してます。
by kienlen | 2009-10-20 15:44 | 言葉 | Comments(2)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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