大田昌秀講演会へ
2009年 09月 12日
若い友達から元沖縄県知事で元参議院議員の大田昌秀さんの講演会のチケットを突然もらうことになった。買ったきり行けなくなったとのこと。沖縄のことは知らなさ過ぎる。雑誌で断片的に読んだり映画程度。沖縄出身だったり沖縄の問題に関わっている友人はいるが、こっちの知識不足でちゃんとした態度をとることができない。しかも1度も行ったことがない。やっぱそれじゃいけないと思って11月に行く予定にしている。それもあってタイムリーなご縁だった。もらいものが多いこの頃。テーマは「日米同盟」。ただ「それを語る前に沖縄戦について知っておいていただきたい」ということで、沖縄戦についての話をして、それで講演時間のほとんどは終わってしまったが、続く対談や質疑応答を含めると、全体的にはテーマに沿ったものになった。
ひとつひとつ根拠を示しながら丁寧に説明して自身の見解を明確にするという、真摯で冷静ながら熱意にあふれる話でひじょうに感銘を受けた。沖縄戦についてはさすがにちょっとくらいは読み聞きしているわけだが、知らないことばかりというよりも、間違っているとあっては、私たちが一般に摂取する情報というのが一体何なのか、である。すごく興味があったり得意な分野だったら、多面的な観点からの検討材料を探すことはあると思うけど、そこまで身近に感じられないことをどうするか。そういう時に講演というのはありがたい。本だと、まず何を選ぶかから課題だが、講演だったらとりあえず絞ったポイントをうかがうことができるし、1時間なり2時間なり聴いていたら、どういう人かくらいはなんとなく感じることができるわけだし。しかし嫌になるな、何も知らないことに。政権交代した時期にこういう話を聞けたことで報道内容への理解が少しは深まるか。聴講料を払う価値は充分にある講演だった。
ひとつひとつ根拠を示しながら丁寧に説明して自身の見解を明確にするという、真摯で冷静ながら熱意にあふれる話でひじょうに感銘を受けた。沖縄戦についてはさすがにちょっとくらいは読み聞きしているわけだが、知らないことばかりというよりも、間違っているとあっては、私たちが一般に摂取する情報というのが一体何なのか、である。すごく興味があったり得意な分野だったら、多面的な観点からの検討材料を探すことはあると思うけど、そこまで身近に感じられないことをどうするか。そういう時に講演というのはありがたい。本だと、まず何を選ぶかから課題だが、講演だったらとりあえず絞ったポイントをうかがうことができるし、1時間なり2時間なり聴いていたら、どういう人かくらいはなんとなく感じることができるわけだし。しかし嫌になるな、何も知らないことに。政権交代した時期にこういう話を聞けたことで報道内容への理解が少しは深まるか。聴講料を払う価値は充分にある講演だった。
by kienlen
| 2009-09-12 21:53
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