涼しいどころか寒いくらいの雨

雨が降ると一気に秋が近づいたみたいになる。今年は残暑もなく、物足りない夏だった。日本にいると季節の変化が気持ちの変化にも影響してメリハリがある。タイではこうはいかない。今日も1日なんとか無事だった、をただ繰り返しているうちにいつの間にやら5年10年、そして一生、といったら大げさだが、そんなもんだ。何かを思い出す時だって、寒い時期だったとか暑い季節だったとか、山が色づいていたとかクマに遭遇したとか、自然から触発されるものがあって、だからシャツ1枚だったとかジャケット着ていたとかの服装からも連想できる部分はあると思うが、これもバンコクでは無理。だから犯罪者への尋問なんかも苦労するんじゃないだろうか。「被害者を刺したのはいつだ」「覚えてません」「季節は?」「いつものように暑かったです」「それだけか」「他に何があるんですか」となるんだろうか。雨季か乾季かはあるが、それも最近は狂っているらしいし。農民だったら田植えの時期だったか稲刈りだったかは区別できると思うけど都市生活のイメージというのはツルツルの滑り台をよじ登っているようなひっかかりのなさ。

そんなわけで季節の変わり目に少し総括。自分の仕事を自分の側から分類すると「本業」「積極的副業」「消極的副業・その他」となる。3つも分類項目があるとたくさん仕事があるみたいで我ながら嬉しくなるが、そういうことはない。通常は大項目の次に中項目がきて小項目がきて、さらに詳細がきて、と、つながるのだろうけど、この分類は大項目でおしまい。後がない。実は後を作りたい。一体この先どうするんだ、と、似たような状況にある友達と会うと、そればっかりで暗くなる。しかし今から新しいことを始めてもアマチュアのレベルにとどまるしかない。この間も言語についてのディスカッションを聞いていたら「齢とってからの日本語習得は実に難しい」と断言されていた。ダメか。音楽、絵。ダメに決ってる。かといって今から始めて数年後には、趣味ならある程度までいけるかもしれない、趣味があった方が楽しそう、と思うと始めた方がいいのだ。ブログに時間を費やすよりその方が価値があるように思う。ああ、全然総括になっていない。その時々、あっちがダメならこっちからちょっと分けてもらって、みたいにやっていて、でも、どれもこれも超不安定で、どれもこれもゼロになりかねず、どれもこれもボロ儲けの反対側。しかしどれもこれも基本的に好きなのは救いというか、ささやかな幸運かもしれない。
by kienlen | 2009-09-12 11:25 | その他雑感 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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