テイシュの仕事に関心をもて…とは

小さな食堂の経営って、家族が協力しあうというのがよくあるスタイルであることは知っている。それに小さな食堂なんてものは、そもそも客席だって少ないし、大きな利益上げられるわけじゃないし、人を雇っていたら経営的に難しいだろうというのもひじょうによく分かる。夫がやっている店はまさにそういう店だし。だから夫婦一緒にやればいい、やるべきだ、そこまでいかなくても協力し合うべきだ、というアドバイスやご意見表明は理解できる。背水の陣で臨んだ方が商売にいい影響を与えるかもしれない。それはそれでアリだと思う。しかし、私はどっちかっていうとリスクを分散したい派である。夫婦でやって共倒れになるよりは、効率は悪いかもしれないが、小さくそれぞれ稼ぐ、どっちかがダメになっても少しの期間なら持ちこたえられるかもしれない、と思える方が、自分の小心でセコイ性格には合っている。だって単純に怖いのだ。頼れる組織も何もない中でやるわけだから。もうひとつは、私はタイ料理ができない。これだとイザという時に全く使い物にならないから「タイ料理の勉強にタイへ行こうかな」と夫に言ったこともある。当方の狙いが料理よりは「タイに滞在する」にあることは当然です。夫は「好きじゃないものはできないでしょう」と興味なさそうだった。

なんでこんな言い訳めいたことをみっともなく書いてしまうかというと、実に頻繁に言われるのだ。挙句は「亭主の仕事に関心をもて」とか。関心ないわけはない。美味しくないと私だって行きたくないし、つぶれてしまったら大変に困る。何かあってもとっても困る。困ることだらけ。困りすぎて笑うしかない状況である。安定しているものなんて何もないんだから。しかし、通常自分で仕事していたら、責任取れないことに半端に介入するのって相手に失礼だし、結局うまくいかないということは学ぶんじゃないかと思うので、冒頭のようなアドバイスには結構びっくりさせられる。背後に大きなものがあれば、多少の責任逃れする余裕はあるかもしれない。しかし小さければ小さいほど、そういう余裕はない。やったことが即反映してしまう、それが繁栄だったらいいけど、とはいえ小さいと繁栄しすぎても対応できないし、まあ、そんなものである。夫婦で協力してやるのって、小心なくせにロマンもある私なんかはあこがれの対象であったから、今のような心境に至ってしまったことは悲しい。しかしまだ子どもも本物の子ども年齢だし、先が長いし、協力しますからがんばって下さい、と夫を励ますだけでやっていけたらいいけど、そういうわけじゃないからなあ。でも、面白いなあと思いながらアドバイスを聞いている。でもでも、夫婦って大方の皆さん、そんなにコミュニケーションあるんだろうか、うう、分からない。
Commented by tate at 2009-08-10 18:11 x
私、昨日誕生日だったんですが、ハッピーバースデイと言ってくれたのはパソコンだけでした。家族で唯一言ってくれそうな娘がキャンプだったから。・・・と友人に言ったら、ランチおごってくれました。タイ料理おいしかったです。
Commented by kienlen at 2009-08-11 23:39
そういえば私にも誰も誕生日に声かけてくれません。それも家族。
by kienlen | 2009-08-10 12:57 | 仕事関係 | Comments(2)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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