『その他の外国語-役に立たない語学のはなし』

黒田龍之助著。こちらも図書館で借りた本。細かい仕事があって、やっとかないとマズイ状況にあるのに、本に逃げてしまった。逃げ始めたら止まらなくなって就寝前読書で読み終えてしまった。大変面白かった。エッセイだから難しくなく、何より勇気付けられる内容である。自分は物覚え悪いな、暗記力ないな、だからスグに覚えられる外国語みたいなのを読む気にはならないし、外国語学習に向く能力低いのかな、でも言葉の勉強は大好きなんだな、実用というよりも言葉そのものが楽しい等々、私みたいに日ごろから思っている人に勇気を与えてくれる。今後のサバイバルを視野に畑の確保とカフェを考えていることに変わりはないが、実は一番やりたいのは趣味でのタイ語本翻訳という隠れた希望が頭を持ち上げてきてしまった。翻訳だったらひとりでコツコツとできるしなあ、と。

タイトルに「その他」とついているのは、どうやら著者がご自身を「その他に属する人間である」と分類していることにひっかけているようだ。つまりマジョリティじゃないってこと。もしそうであれば、すっかり共感して読んだ自分は何なんだろう、ということになってしまうが、それはともかく、外国語の勉強って、人に迷惑かけるわけじゃないし、際限がないから永遠に続けられるし、楽しいし、良いことずくめ。そういうのを生業にしている黒田先生が羨ましい。それに妻が同じく語学教師で一緒に旅ができるのも羨ましい。本がたくさんで図書館の中に寝ているようだという住環境も羨ましい。羨んでいてもしょうがないから、今日は仕事しないと。昨夜の激しい雨が一転、晴れた。山の中の畑に行く予定。自分のじゃないけど。
Commented by jun at 2009-06-24 08:27 x
畑が忙しくなり、また梅雨になると、晴耕雨読という古い言葉を思い浮かべます。英国の詩人ワーズワースが100年以上も前に、もはや "plain living,and high thinking"は無いと嘆きましたが、
これは「低処高思」などいくつかに訳され有名になりましたが、私の恩師は「晴耕雨読」と大胆に意訳しました。(前に書いたかな?)
私も50才を迎えて、これが理想の生き方一つかなと、しみじみ思うようになりました。
また昨日は、黄色味が少し出てきた梅を少量漬けました。梅雨の中のささやかな楽しみです。また、仕事もこなすぞ~! レモンをレモネードにするように。いや、梅を、梅干か梅酒にか?
では。
Commented by kienlen at 2009-06-24 16:58
畑仕事に行ったわけじゃないんですが、高地の農地は空気も美味しく景色は最高でした。無農薬、無肥料の立派な大根をいただいたので煮ます。食べ物があるのって嬉しいですね。ウチで収穫できそうなのはザクロかな。花が付き過ぎの感じ。
by kienlen | 2009-06-23 08:47 | 読み物類 | Comments(2)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


by kienlen
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