宮崎哲弥『映画365本-DVDで世界を読む』

先週は暇だったから映画や本に時間を使うことができた。今週はそこまでできないが隙をみて読むにはちょうどいいかもと思って読み始めたこの本だったが、面白いのでつい本気で読んでしまった。タイトル通りに映画の評、解説、薀蓄。副題通り、ここまで見ていれば世界が読めちゃうぞ、と思いそうになる大量のラインアップ。しかもハリウッド映画のみ。帯には「宮崎さん、観すぎです!」と書いてあって「毎月最低20本、ハリウッド作品を観続ける著者渾身の映画批評ならぬ社会批評」とある。確かに「渾身」であると思う。自分で見たことのあるのはほんの2本か3本のみなので、片っ端から見たくなるが、ここまで時間使えないし、ウチで見るのって面倒くさいしなあ、なんて言ってないで寝る前の2時間をDVD鑑賞に充てようかなあ。

宮崎先生のこの本における方針は「面白くてためになる映画の紹介」ということ。相変わらずの博学ぶりに圧倒されつつも、著者の思想が行間から感じられて楽しい。他にも楽しみはいろいろあって、導きの星として人生を深く考えさせる要素、思考力を鍛える効果、社会問題に目を向ける要素、ビジネスで役立つ要素、恋するチカラになる効果、家族の意味を感じさせる要素の6つの星の指標が各項についている。こういう解説がチラシについていると片っ端から見たくなるんだけど。ホラーとか怖いのが苦手なので、アメリカの映画はそれだけで敬遠してしまうのが多く、これは自分には損失。そこでストップしてないで勇気を出すことにしよう、と思わせてくれる本だった。
by kienlen | 2009-06-15 13:03 | 読み物類 | Comments(0)

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