カフェの打ち合わせ

とっくに終わっているはずなのに、当方からすると単に先方の都合で引き伸ばされていた仕事が終わった。仕事が終わると困るのはいつものことだが、天気もいいし現実に目を向けるのは先延ばしすることにして映画に行くか、ひとりドライブか、と考えているところに、手があいたら電話くれと頼んでいた建築士から連絡があった。オーガニック食堂で待ち合わせ。「自宅でカフェをやろうかと思って」と切り出すと「やればいいでしょ」と言うから、それだとわざわざ呼び出した意味がないわけで、つまり極度に限られたスペースでどうしたらいいか考えてくれと頼む。タイ料理の行商、山間地で畑をやる等、サバイバルのために考えていることはあるが、今の状況を変えずに実現可能性が最も高いのは、どうせ事務所にしているスペースを改造してカフェにすることであると思いついたわけだ。というわけでリフォーム発注の用事はすぐに済んで雑談になる。しかしスペース的に可能なのか…。

食品の健康志向は高まっているが、住居の健康志向はまだまだであること。建築基準法の問題。家族のほとんどがアトピーというお客さんもいること。そういえばすでにそういう時代に突入しているわけだ。で、逆にここまで差し迫ると、健康住宅への関心も高まって当然だろうという話などを、オーガニック食堂のうどんを食べながらタラタラと話す。食堂の主は無農薬の専業農家で、その素材を使う店をひとりで切り盛りしている。週末は畑仕事で平日はひとりで店。すごいバイタリティである。中山間地の問題ももちろん出る。とにかく農業の後継者がいないどころか、住む人もいない。「一番若い夫婦で71歳」と言う。「ウチの子が大きくなって一緒にやってくれるといいんだけど」と言うから人数を聞くと「2人」。やはり人手の必要な産業には数人の子がいてこそ健全だろう。まあ、後継者が育つためにも、作って売れるという循環を作らないとならない。私もやりたいが今のところダメだから、せめてそういう店になるべく行く。
by kienlen | 2009-05-11 22:09 | その他雑感 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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