ビエンチャンで最初の食事

すでに新鮮さが薄れつつある旅の記録。夜行列車で国境の町に着いて、車を雇って橋まで行って、定期バスで橋を超えてラオスに入り、車を雇ってビエンチャン在住の友達と待ち合わせたホテルのロビーに着いたのは1時過ぎていた。もっとキビキビ行動していればもっと早かったはずだが、目的よりも過程の方に興味を感じるものだから道草がずいぶんとあった。ホテルが豪華すぎで友達がどこにいるのか分からないでキョロキョロしていたら「ノーン、ノーン」という声が聞こえた。タイ語で「キミ、キミ」みたいな、カジュアルに目下に向かって呼びかける言葉。タイにタイ人の妻と3人の子を残して国外追放になった友人がソファから立ち上がった。国外追放なら隣国ラオスにしようと暮らして1年ちょいになる。やった事に比して罪が重たいような気がするが、個々国々の諸事情があるのである。私にも「タイに入国できないから、とにかく橋を超えてくれれば迎えに行く」と言ってくれていたが、ラオスはタイ語が通じるから自力で待ち合わせ場所まで行くことに問題はない。前夜の夕食は早めに済ませ、それから何も食べてないから、とにかく食事に連れて行ってもらうことにした。友人の行きつけの食堂で食べたのはこれ。
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まずはラオスビール。昔何度もラオスに来た時から美味しいなあと思っていたものだが、今になって飲むとなんだか酸味が強くて不思議な味だ。昔はビニール袋に入れて国境を越えている人を何人も見かけたものだったが、今はキチンと瓶詰めになっている。今回の旅は一緒に来た友人もラオスの友人も酒は飲まない人ばかり。それで「小瓶を」と言ったら、そんなものあるわけないのだった。日本だと大瓶欲しくてもないんだけど。メコン川のほとりなので魚が美味しい。もちろん店頭で炭焼きだから一層美味しい。ソムタムは味の素と砂糖とカニは抜きで魚の発酵調味料は入れてもらう。酸っぱくて辛く、と注文する。バンコクではデパ地下ばかりで自分好みに注文する雰囲気でなくてお仕着せを食べていたから、やっとタイらしい自分好みを指定できた。タイではないが。都会を離れるとほっとするのは田舎育ちのサガである。
by kienlen | 2009-04-13 23:40 | | Comments(0)

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