過去を清算したいわけではないが

ウイルスに感染したらしいパソコンをチェックしてくれていた夫の兄から電話があった。いきなりの言葉が「まけた!」である。「悔しい。これは最新の最強のウイルスで、僕にも解決できないものをばら撒くヤツがいるなんて!」と、本当に悔しい感情が伝わってきた。お手間をかけてもらうのは申し訳ないから再インストールでいいと伝えてあったのだが、闘争心がむくむくするのだろう、やってみるというので任せておいたのだが、とうとう、これ以上時間をかけるのが無駄と思ったらしい。それでも「もっと時間をかけるとやれると思うけど、あんまり長いと困るでしょ」と言うから、もう結構結構、データはなくなっても構わないと伝えた。私がタイに行く時に彼の一家はヨーロッパにバカンスである。それを台無しにはできない。ウイルス対策の不備が原因であればマズイので、あまり高額でない対策をしたいといつも言っているのだが、最新のウイルスには効果がないし、市場に出回っているものはいろいろ試しているがこれといったものはない、といつもの返事である。「個人の場合はプロバイダーの対策が重要」ということだ。

こういうことは自分では何も分からないから、そう言われるとハイと聞いておくしかない。セカンドオピニオンのアテもないしなあ。連鎖で感染した報告のないのがなんとか救い。電話の後でメールがきて「悔しい!!!」と書いてあった。彼は以前にも「ウイルスを作ることはできるけど、そんなことするエネルギーがあったら役に立つことをする」と言っていて、まあ、少なくとも私にとっては大変に役にたっていただいているわけだが、分からないのはウイルス製造の方々である。でも…と、いつも思うことは、生身の人を狙ったり戦争を起こしたりするよりはマシなんじゃないかなということだ。ここまできたらすべてバーチャルで攻撃欲を満たすことで現実が平和になるなら、パソコンの1台や2台…って考えはどうなんだろうか。とにかく、メールアドレスもその他いろいろも失われてまっさらになったパソコンが明日には届く。過去を捨てるのはある意味すっきりするということにしておこう。
by kienlen | 2009-03-22 23:23 | 出来事 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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