カッコ良かった「シャイン ア ライト」

昨日は目標を決めてがんばろうと思った。本を読んだり、立ち寄った友人とおしゃべりしたりとゆっくりペースではあったが夕食時にはなんとか一段落つけた。ま、中身に比して遅すぎるのは自覚している。娘の学校が休みに入って、いつものように帰宅早々に「お腹すいた」と騒がれることなく8時近くまで集中できたのが幸いだった。とにかくタイ行きまでに片付けるべきもののメドはついてすっきりした。あと一息だ。空港までのタクシーを予約して、ずっと放置していた娘の予防接種にもとうとう連れて行く算段もした。という気分の昨夜、友達から電話があった。「今、焼き鳥屋の前にいるんだけどね、アナタは何してんの」と言う。「ワイン屋の前にいて、何でもごちそうしてあげようと思ってね」と言うんなら出て行くのだが、焼き鳥ではお腹の方にも響いてこない。「夕食食べてますよ。で、例の映画に行こうか迷ってます」と言うと「そりゃ、見るべきだよ」と言うから「歳とってもがんばっている様子を見ると元気になれますかね」と聞いたら「キミ、あの映画はそんなもんじゃないよ。見ないとソンするよ」とまで言うので、じゃ、行くかなと思った。それが「シャイン ア ライト」で、ローリングストーンズが舞台の上で叫んでいる予告編を見た時から、見たい見たい、と思いつつ最終日まで機会を逸していた。

しかし息子の帰宅がまだである。何しろ毎晩毎晩出歩いている母を見習ってもらっては困るという不安があり、一応迷っていたら、今から出かけたら間に合うという時間になって帰ったきたので、これもご縁と思って出ることにした。ナイトショーのみの上映になっていて、昨夜が最後だった。結構混んでいた。ビジネスマンみたいな黒のスーツ姿が目立つ。もっと年配者が多いのかと思っていたけど。私は特にローリングストーンズが好きというわけでもないし、影響受けたわけでもないしで、時代の中に位置づけるほとの知識もないので、そういうのが分かるといいのかな、と思って見たのだが、それはなくて、ほとんどがコンサートの場面で、特にミック・ジャガーの歌う場面。これはカッコ良かった。アメリカのクリントン元大統領とヒラリー夫人と親族など20人が聴衆の中にいて、クリントンが挨拶に立つ場面もあって面白かった。しかし私のようにローリングストーンズについて何も知らずに見るというのはどうなんだろう。何も知らずに感じるのも何であるが、現役であそこまでやってこれた理由をあの舞台から何となく感じられるような気がした。しばらく前に、気軽にデモを行う若者達の話を聞いていて、思想の排他性みたいなことについて考えていたのと重なった気がした。見ないとソンとまで人に言うほどの自信はないけど、楽しかったし、タイトルにもなっているが、照明や音響や撮影の仕事をしている人には必見なのかもしれない。
by kienlen | 2009-03-20 09:49 | 映画類 | Comments(0)

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