飲み友達とお別れ

なんと3日もあけてしまった。タイ行きを控えて前倒しで片付けるべきことがいくつか。たくさんあるわけではないのに手間はかかる。お手軽にできる仕事ってないのだな。それともお手軽にできる人はできるのかなあー。能力不足かなー。まあ一番の問題はなんといっても夜になると夜の飲み物が欲しくなることで、その分の時間をなかったことしなければならないから自分にとっての有効活用時間というのは1日18時間くらいに見積もるべきなのである。なんて希薄な生き方であることか。先日は自分の友人にしては珍しい大企業の正社員が転勤だというので2日連続でお別れ会をした。「転勤なんていいなあ、あこがれちゃう、一生縁がないもん」「何言ってんの、よくないよ。会社の命令だし」「命令もあこがれちゃう、だって誰も命令してくれないもん、自分で決めるのやだもん」という話から始まって楽しく終わればいいのだが、そう楽しいご時勢ではないのである。「暗いんだよね」と言うから「何が?」と聞くと「本社の雰囲気、ほらほら傾いている組織ってそうなるの、想像つくでしょ」「傾くって、オタクほどの企業が傾いたら日本全国傾くでしょ、つぶれるわけじゃないし、暗いのなんか関係なく自分は自分で仕事すればいいじゃない」と言うと「そんな簡単なもんじゃなくて、暗さが伝播すんのよ」と言う。「だって大組織なんだから自分ひとりががんばってもどうにもならない代わりに、自分も一緒に暗くならなくちゃいけない理由もないでしょう」と言っても、立場が違いすぎてお話にならない。

友人にしたら、職場の空気に影響されないわけはない、というのである。「こういうのって組織の大小に関係なくそうでしょ、家族だってそうじゃない。例えばひとり不登校の子がいると家族全員暗くなる、あれと同じよ」という言い分である。ここまで言われると私にも言い分はある。これはまさに自分のテーマとして日々追求している問題ではないか。そこで「お恥ずかしい話ですが、ウチには困った息子がいます。で、困った困ったと悩んで暗くなっていると共倒れなので、いかに本当は困ってもその感情を遮断して仕事を遂行するか、負の伝播が他にいかないかに努めなければならないの。家族の場合は、こういう対応がどういう結果を生むかが分からないし、とんでもないことになるかもしれないというリスクも考慮して、でもしょうがないから今どういう選択するかでしょ。大企業だったらそこまでのリスクを自分で背負う必要ないんだもん、いいでしょ。東京に行ったら疲弊した地方都市と違ってバブリーで楽しいかもねえ」と言うと「だってアタシはその東京がもうダメで転勤願いだしてここに来たんだよ」と言うから、都会嫌いの私としては分からないわけではないのだが、生活を考えれば給与所得に勝るものはないでしょ、いやいや、でも、今のご時勢を考えると大組織ほどもろいと言えるかもしれないし、つぶしのきく職種でないのであれば今から老後の準備をした方が10年待つよりいいかもしれない。迷える余裕があるのは贅沢ともいえるが、迷う余地がない方が楽といえば楽。結論はでないし、出す場でもないが、ともかく美味しいワインを飲む友達がいなくなるのは寂しいことだから、戻って来てね、と頼んでお別れした。いつか一緒に農業しようかって話は途中のまんま。
Commented by クリス at 2009-03-19 18:52 x
お会いできないのは残念ですがタイ楽しんでいらしてください。あたしもとにかく一回はタイに行きたい!生ムエタイ見て本場の料理を現地で食べたい!
ところで「しょうもない都会っ子」なあたしですが、長く地方転勤を経て関東の地に戻り思うことは「物価がアホみたいに高い」「大気汚染で花粉症が悪化」「学校が自由すぎてまじめな子供は大変」ということです。
Commented by kienlen at 2009-03-19 20:11
クリスさんならタイでめいっぱい楽しめると思いますよ。行きましょうよ。食事が好きならなおさらよろしい。花粉症はこっちがひどいのかと思っていたけどね。私はなぜかまだ発症を免れています。今年は早くから症状が出ている人が多いみたいですね。とりあえず野菜が美味しい地方都市。
by kienlen | 2009-03-19 13:02 | その他雑感 | Comments(2)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


by kienlen
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