昔の仕事仲間との笑っていいのかのひと時

昨日は政府と県の少子化対策発表イベントを1日中鑑賞していたら、怒りで爆発しそうになりヘトヘトで、休憩時間に爆発抑制のコーヒーでも飲むかと会場を出たところで友人にばったり会った。長い付き合いになる女のカメラマン。同じ建物内の結婚式場で仕事の打ち合わせだという。「今夜、お宅の店に行こうかなあ」と言うから来て、来て、ということで私も行った。呆れたイベントはお笑い少子化対策ってことで後述することにして、その友人との話。そんなに違わない年齢である。どっちも所属組織なしである。こっちは子供がいて、あっちはネコ20匹いる。子供は成長するから「この頃は…いえ、この頃に限らないけど、外出はますます自由になって楽になったよ」と私。「ネコってその場の空気を察知する能力がすごいんだよね。コイツ機嫌が悪いなって感じるとサッと引いていなくなるの」と彼女。へえ、自分の知らないことは人から聞くに限る。そういう点、ネコへの愛着で彼女に勝る人を私は知らない。でもこっちに知識がないし、興味も今ひとつだから、それ以上突っ込んで聞くことができない。それよりも共通の話題はやはり仕事である。

重たい機材を運ぶカメラマンは体力がいる。私のように軽装備の仕事とは違って大げさなのである。「この歳になると結構キツイよ。それに担当者はどんどん若くなるでしょ、こんなオバサンに気イ遣って頼むよりも若い子に出す方がいいでしょ、ここんとこめっきり仕事が減ってサ…」と、かなり忙しく仕事をしていた彼女にしては珍しいことを言う。まあ、どっかに余裕があるから言っていられることかもしれないが。これに関しては私もよく分かる。かといって仕事の質が異なるからまたちょっと違う面もあるとは思う。私個人的にはエネルギッシュよりも枯れた感じ、ジャングルよりも砂漠に惹かれる方だから、年齢をいくほどの味みたいなものは写真にもでるんじゃないかと思うけど、写真の場合って、そういうのが年齢によるものかどうかが分らない。写真にとって経験は何をもたらすのか、想像できるような、でも実感はできないし。それでも「結婚式の写真は若い子で良さそうだな」って感じはする。ベテランがやっていく分野はどこか。そんな方向に話は進む。「筋力が落ちてきて、カメラを構えてもブレるんだよね、今日のもブレてたかも」「腹筋もなくなって安定感なくなるとか?」「そうそう、それに目も見えないし」「じゃあ、どうすんのよ」「勘、勘」と笑っている場合かどうかはともかく、この歳まできたんだからこの先も行くしかないわけだ。「だいだい他の仕事できないでしょ」「そうそう」とまた笑っていた。
by kienlen | 2009-02-07 13:50 | 仕事関係 | Comments(0)

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