夫タイ人という現状を再考してみると

こんなささやかなブログを読んでくれる人はほとんど知り合いだと思うし、アクセス数も相変わらずほんのわずかであるが、検索ワードが分かるようになって、少々気になることがある。それにしてもタイトルと中身がかけ離れ過ぎている、ということだ。というのは検索の上位には「タイ」とか「タイ人」というのが入っている。それでここに来てくださったとしたら、ちょっと読んで腹が立つんじゃないだろうか。タイトルに偽りはないが、そういう内容を書くことはあまりない。日常生活なんてこんなもんだから、逆にタイ人配偶者について楽しい発見のできる人が羨ましい気もする。ウチにいるタイ人は話題を提供してくれるような面白い人物ではないし、だいたい面白さというのは一般常識からの距離があるほどに高まるのだろうけど、観察する妻の方の一般常識の線が曖昧だと、距離感が乏しいのである。それでも、と思って少し日常を再考してみることにした。そして一件思いついた。まさにタイ人と暮らすゆえの「やっかいさ」だからタイトルに正直ということになる。

それは夫のやっているタイ料理店についてのこと。私が週に1度店番に行くのは、友達が来てくれるかもしれないのと、店を始めた時は子どももまだ小さかったし、父親が毎晩いないよりは1日くらい面倒みるべきだろうと思ったのとで、それ以上の介入はしていない。この日以外に店に行くのは、どうしても人手が必要な時の手伝い以外は客としてである。ところが、これがなかなか理解されない。経営者は私であろうと言う人が結構いる。「私は全然タッチしてませんよ。最初の1回か2回は確定申告を私がしましたけど、私は金勘定嫌いなんでその後は会計士に頼んでますし、売り上げも知りません。そりゃあ、お客さんが日本人中心なんだから開店時間を守ることとか、タイ人とは違う配慮なんかを最初は伝えたけど、自分の店じゃないのに半端に介入したら失礼でしょ」と言うのだが「またあ、そういう事言う。あんたは陰で糸を引くのが好きなんだろ」とまで言う人もいる。実はつい最近までこう言われてもそんなに違和感なかった。日頃から決断は自分でする癖がついているからかもしれない。しかし、よく考えたら、日本人の夫が店をやっているんだったら、妻に向かって「あんたが本当の経営者だろう」とは言わないだろうな、と思うと、外国人は無力なのであるとの常識があるのだろうかと思う。いやしかし、これが欧米系の夫だったらどうか。まあ、そんな事を再考してみるといろいろ発掘できるかもしれない。たまにはタイトルを意識して書いてみよう。
by kienlen | 2009-02-02 09:50 | 男と女 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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