タイとラオスを回って来た友人から電話

また友達と飲むことにしていた昨夜の出掛けに、半年ぶりくらいの友人から電話があった。不十分とはいえ、一応最低限の線までの仕事は片付けたので私は比較的すっきり気分でいた。「生きてたの」と聞くと「まあ」。「どこにいるの」と聞くと「今、東京」。「どこ行ってたの」と聞くと「タイとラオス」。「どのくらい行ってたのよ」と聞くと「2か月」。タイとラオスに1か月ずつ滞在していたそうだ。バンコクに妻子、ラオスに仕事仲間がいるのだから驚くような旅ではない。私はその在ラオスの共通の友人から元気そうなメールをもらっていたから「Mさんも順調そうで良かったよね、連絡があって嬉しかった」と伝えた。放送局立ち上げのための仕事がありそうだったり、事業の方も軌道にのりつつあるらしい。良かった、良かった。年齢的には厳しいところにきているが、そういう組織に頼れない人達がなんとかしぶとくやっているのを知ると勇気がでる。「アナタのいない2か月で日本はすごいことになってるよ」と言うと「だから北海道に戻っても仕事ないと思うんだよね」と彼。ずっと日雇い派遣でつないできていた。

「でもさ、ラオスで仕事がありそうだって希望があると同じ派遣でも気分が全然違うよ」と言う。それは分かるな。それが多分ほとんどすべてじゃないかという気がする。自分なりの光が見えるトンネルにいるのと、掘っても掘っても暗闇の洞穴の違いくらいはありそうだ。タイの様子を聞いたら「ヒドイもんだよ。飲み屋に行っても客1人もなくてさ。でも女の子が日本人を避けるんだよな。理由を聞いたら最近日本じゃ報道されない事件があったらしいよ」「へえ、何よ」「日本人の男がタイの女性を殺して自殺したんだって」「ホントかなあ、アナタが金ありそうに見えないから近寄りたくなくてそう言ってんじゃないの」と言ったら「それもそうかも」ということになったが、事件はどうやら本当らしいということにもなった。空港の占拠事態についての背景に関する噂も聞いたが、とても書けるようなものではない。闇はどこにも広がっているのだ。私達はどういう道を歩いているのだろう。ラオスには映画館がない、ということは演じる役者もいないのだろうか、とか、異業種の人の話は視点が違う。私なんかラオスの印象で何より強烈なのは、本がないってことだった。今年は久々にラオスに行こうかなあという思いが強くなった。その前に北海道に行ってみたい気もする。
by kienlen | 2009-01-26 09:19 | タイ人・外国人 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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