ラオスからの電話と当方の状況

一昨日になるが夫から電話があった。「どこにいるの?」と聞くと「ラオス」と言う。「そっちはどうか」と聞くと、私の質問に答える前に「ラムバーク マイ?」と尋ねてきた。つまり「大変か?」という意味だ。やっぱり…。こう尋ねるということは、私がインドで留守の間、彼自身がとっても大変だったということに違いない。どうもあれ以後、子供のない人に向かって「いいなあ、子供がいないと快適でしょう、子供がいると本当に大変だ」とあまりに頻繁に言うので、それはあんまりだと思って「そこまで言うことないでしょう」とたしなめたことがある。店のアルバイトのタイ人がタイに長期帰省中で帰国の予定不明という中で、全くギリギリの体制での営業は綱渡り以外の何者でもない。私は予め夫に「いない間の店番はするけど、店番以外はコックさんと話しておいてくれ、他はできないから」と言い置いてあるので、とにかく時間になったら行って番しているだけ。それでも子供の朝食と弁当を作って最低限の家事をしてランチに行って、いったん戻って夕食準備してまた行って、お客さんの有無に関わらず夜中まで営業というのは、他の事が何もできないということだ。

たかをくくっていたところはあった。頭を使うわけじゃないから、空き時間に別のことができるだろうと。なかなかそういうもんでもないことは経験してみると分かるものだ。本を読む以外する気になれず掃除もしてない。朝も子供を送り出した後はゴロゴロしている。子供に対しては、いつにもまして全く目が届かない。今朝などは娘が登校直前に「足が痛い」と部屋に戻ったので、学校へ行かなくなるかも、ストレスかも、という考えがつい浮かぶ。長時間労働のワーキングプアの家庭の状況というのは正直のところ想像できる、というよりか、そのものである。夫には「どうせ高いチケット代かかるんだからもっとゆっくりしてくればいい」と言っていたが1週間が限界である。いい経験だった。日ごろ夫に対しては文句ばかり言っていたことを珍しく殊勝に反省している。留守番だけの自分に対して、彼の場合は全般を取り仕切っているわけであるし、ビール飲んで脈絡なく愚痴をこぼすタイ人女性のお付き合いをしているわけだし、家ではそれなりに家事もしているわけだし。コックさんに風邪でも引かれたら大変なので、帰れる時は早めに帰ってもらう。アルバイトの人がいない時の外国行きはもうやめた方が良さそうだ。ところで「ラオスはどう」の質問には「田舎だ」と答えていた。
by kienlen | 2009-01-08 15:13 | 家族と子供の話題 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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