レッド・クリフ

昨日1日集中していたからそのまま今日も快調、なら言うことないが、なかなかそうもいかない。目の前のことよりも来年やりたいことに気持ちが飛んでいる。危ない、逃避だ。で、そっちがどんどん具体化しているありさま。こういう時は気分転換しなくちゃなという気がするが時間がない。だからこの間の気分転換を思い出すことにしようと思った。それが映画「レッド・クリフ」だった。中国に行ったことがないという壁に突き当たって、どうしようかなと思っている時に友達が「レッド・クリフは面白い映画だったなあ」と言った。この人は映画を観まくっているが、好みの点でそんなに合うわけではなくて、勧められて行って私には全然ダメだったこともある。しかし今回は中国なら何でもいいし、これもご縁だと思った。三国志は多分ちゃんと読んでないし、でも何で諸葛孔明なんて名前は知っているんだろう、教科書にあったんだろうか。映画はそういう無知な観客に見てもらわないといけないから、親切に最初にちょっとした図解をしてくれる。漢の時代の末期にあちこちで反乱が起きて、中でも勢力を拡張する曹操が皇帝を脅してお墨付きをもらってまずは劉備を攻める作戦に出る。

戦いのシーンが苦手な者にとっては飽きる場面もあって、特に最初の方は、これで3時間近くは辛いと感じたりしたが、何しろ役者がカッコ良くてそれだけで許せるって感じになってきた。特に金城武は素晴らしい。私はこの映画まで彼については名前しか知らなくて、芸能人はあんまり知らないし興味も希薄なので、友達が「金城武が理想の人」だとか言っても、特に興味もなかったが、なるほど魅力的な方だった。それに権力欲×人民のためという大儀名分、自分のため×人民のため、とか、リーダーとはかくあるべき、みたいな展開が泣かせる。さすが中国だ、日本のリーダーにも見せたい、なんて気分にさせてくれる宣伝映画みたいだった。中国の映画って、どれを見ても、というほど見てないが、宣伝になっているという点では共通点があるように思う。娯楽映画をあまり見ないから、たまにはいいなと思った。かといってこの映画を思い出したからといって気分転換にはならない。つまり差し迫っている課題の解決には遠い。
by kienlen | 2008-12-28 12:49 | 映画類 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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